近所のおじさんのお友達、クリスとその友達レイチェルでルアヒニ山脈(Ruahine
Ranges)のコッパーマイントラックを歩いてきた。 久ぶりのワイルドな急登で楽しかった。天気にも恵まれた。上のほうは風が強かったけど、ルアヒニはいつもそんなもの。クリスが誘ってくる登山はいつも野蛮なので、彼が言う「大丈夫」とか「結構平坦」とか絶対信用しない。 レイチェルはとっても話しやすくてとてもいい感じ方だった。犬、ボーイ君も連れてきてめっちゃ癒された。犬最高。テアラロアに興味があるようで、登りながら、倒木を跨ぎながら、藪を潜り抜けながら、下りでこけながらいっぱいしゃべった。舌をかまなくてよかった。 いやー、クリスに連れていかれるところは流血なしでは帰れない。何度倒木や突き出てる木とか岩に膝を打ち付けたことか。毎回悶絶する。唸りながら歩き続ける。止まるという選択肢はない。 これ以上膝を虐められないので足元に注意を払ってると次は頭を打つ。 上も下も見てると今度は肩に木の枝が突き刺さる。 たった11.5キロの登山に6時間かかった。十分に休憩を取りながらの歩みだったし、アップダウンもあったからそんなものか。 今日も堪能した。
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トンガリロ・アルパイン・クロッシングに行ってきた。今年二回目。前回は大学のアルパインクラブのみんなと行った3月だっけか。今回も大学の友達たちと。
参加メンバー全員が留学生でだれも車を持っていないからレンタカーしなくちゃならんし、トンガリロ国立公園の新しいルールで車は4時間しか駐車できないことになっていて、縦走の反対側の駐車場にしか停められないことになっていて、そこからはシャトルバスを利用しなきゃならんでした。 シャトルバスが朝の7時から8時までしか走らない。家から駐車場まで約3時間。ということは、余裕をもって4時半に出発。寝不足で吐くかと思った。 残雪がまだあると仮定してアイゼンも念のため持っていく。靴もいつものトレイルランナーとトレッキングブーツも持っていく。 駐車場に無事時間通り到着して門番さんみたいなひとにトレイルの状態を聞くと、残雪は谷間にあるようだけどアイゼンが必要になるようなことはないみたいなのでブーツは車のトランクに置いていく。ドライバーはみんなを降ろして、車を縦走の反対側まで走らせてシャトルバスで戻ってくる。 ドライバーのケイティ―が8時半ごろに戻ってきて合流。彼女の手には黄色いブーツがぶらぶらとぶら下がっている。あちゃー…。使わないから意図的に置いてきたと伝えとけばよかった…。 ということで重たいトレッキングブーツでハイキングすることに…。履いていたトレイルランナーはザックには入らないので外に括り付ける。 前回は急いでいたこともあるからマウント・ナラフイの登頂アタックも含めて、5時間半でハイクアウトしたこともあって、今回は5時間ほどで行けると思っていた。 結局7時間かかった。途中で写真を撮ったり、しゃべったり、休憩したり、景色を楽しんだり…、まあこういうハイキングも楽しくていいと思う。でもやっぱり、スピードハイク狂としては物足りない感じはした。いや、でも楽しかったからオールオッケー。 来週から期末テスト、勉強がんばろう。でも明日も山に一日中行くんだな。 Biathlon(バイアスロン)とは、Triathlon(トライアスロン)の二種目バージョン。コンペとかじゃなくて、そんな感じの一日でしたという意味で。
まずは、金曜から楽しみにしていた久しぶりの山奉行。山に呼ばれてですね、ご挨拶しにいく予定。 金曜の夜は遅くまでアルパインクラブの仲間と最後のパーティーを繰り広げ就寝は2時近く。それでも土曜の朝早くから、行ってきた。 ずっと行きたいと思ってたルアヒニ山脈のリオンキンヴィッグ山小屋(Leon Kinvig Hut)。今年の三月ぐらいに一緒に探検したルーシーと一緒にわくわくしながら駐車場に到着。 でも間違った駐車場に来てしまった。ちょっと引き返し目的地に到着。 しかーし、ルーシーは「新しく買ったギアを試したくて、ハイキングサンダルを持ってきたんだー!」って、サンダルで行くのだとか。 え、まじで? てか雪降ってるし、山に雪積もってるけど大丈夫かな…って思いながら、とりあえず出発。 うーーーん、ルーシー歩くスピード前とあんまり変わってなかった…。しかもサンダルやし、小枝が入っては止まって、足がかじかんで感覚がないらしいし、しかも川を渡る時に滑って落ちちゃった。 二キロほど進んだところで、転けて足首を捻ってしまってもうこれ以上進むのは諦めた。悔しいけど、強行突破して怪我人のベビーシッターするよりはずっとマシ。ということで下山。四キロ歩くのに二時間かかった。。。 駐車場まで五分ぐらいの開けた場所でルーシーの新しいギアを拝見したく、ビビーを建ててもらった。スリーピングバッグカバーの頭のあたりにドーム型の支柱を立てて空間を作る感じの、サナギみたいな形のやつ。軽いし、マイルドなコンディションの日には最適なキャンプ用具だと思う。ただ、結露が心配。スリーピングバッグとの距離は狭いし、寒い日は内側が結露して濡れてしまうかも。豪雨の日にこの中で寝ても濡れないか耐水圧によるけど、問題は荷物を中に入れるスペースがなくて外放置だからそっちが心配。テントを張るスペースがない場所、たとえば岩場とか森林地帯とかには最適かもしれない。軽さはいい点でもある。 ということで、昼ごろに家に到着。 なんかあっけなかった。 物足りないから一人でトレランにも行くことにした。 まずはパンクしてるチャリを自転車屋さんで直してもらった。パンクね、友達と自分で直したんやけど、ほかにも穴空いてたみたいで見つからず諦めてしまった。なんかワシのチャリのタイヤがキチキチで外すのもはめるもの一苦労なんだわ。だから一個塞いだ時にもう大丈夫と思って空気入れてもまだ漏れててもうイヤになったんですよ…。修理に二千円ぐらいかかっちまった。 元気いっぱいになったチャリを飛ばしてカフテラワ・リザーブに行ってきた。片道17キロ。前はマウンテンバイクで行って二時間近くかかったけど、今日のワシは強いぞ。なんたってロードバイクなんだから、フハハハ。 だけども、キツかったーーー!アップダウン激しい! 一時間で到着。もうすでにフラフラ、脚はパンパン。休憩取らずに走り出す。 下山中は転がるように小走りすることがよくあるけど、ちゃんとトレランするのはこれが初めて。走るのはあんまり好きじゃない。去年はよく大学の登下校を走ってたけど、膝が痛くなってやめてしまった。 でも最近体力も筋力もめっきり落ちてしまった気がするから頑張ってみることに。 途中で脚が攣って痛かったー!最初はちょっと痛いぐらいで止まれるかってプッシュしてたけど、一回脚が曲がらないぐらい筋肉が突っ張って目が飛び出るぐらいビックリした。肉離れとかなったら元も子もないし、歩くことにした。 こんなんで脚が攣ってしまうとか、自分の弱さを思い知った。ちょっと真剣にトレーニングに励もう…… そんなこんなでてっぺんに到着。そして引き返しながら気付いた。あれ、お昼ご飯食べてない!!食べることしか能がないのに!! それからはできるだけ早く飯にありつきたいだけに走る。脚も痛いけど、ごはん、たべたい。まるで「サンポ」と「ゴハン」しか言葉のわからない犬のよう。 下山してチャリかっ飛ばして家に着くなりキヌアを炊く。野菜はセロリしかないからある分だけぶち込んで、豆腐も入れてキヌアと最後は炒める。美味しい〜。 という日でした。おしまい。 2018年9月29日~30日 ポーアカイ・サーキット(Pouakai Circuit)に行ってまいった。ちょうど去年の今頃にもここにきた。あのときはチームの一番後ろでゼーゼーハーハー息を切らしてみんなの脚を引っ張っていた。目的地のポーアカイ・ハットが死ぬほど遠く感じた。 あれから一年経ちまして、なんと今回わしは8人のメンバーを引き連れるチームリーダーにまで昇格。ソロ屋にとっては責任が重たく、実は月曜日から胃が痛かった。週の初めのミーティングでの天気予報は雨。こりゃあ別案を考えないといけないかもしれない可能性を頭のすみに置いておきながら、とりあえずギリギリまで様子見ということで。金曜にチェックし、かなり回復していたのでこれはいけると踏んだ。 土曜の7時、今回は寝坊せずに予定通り出発。ヒヨコどもついてこい。わざわざオークランドから飛行機に乗って参加しにくるベンをニュープレマスまで迎えにいく。 山の駐車場に先に到着したカースティンの車から一報が入る。なんと山道の一部が土砂崩れで閉鎖され迂回ルートを取らなきゃいけないとか。なんだってー。どうしよう。いろいろ悩んだけど、みんなの力を信じて突き進むことに。みんなを不安にさせてはいけないので、こういうときこそリーダーは堂々としてないといけないけど、そんなに人は一瞬で変われるわけでもないので「う~ん、う~ん、、、どうしよっか~。ちょっと時間的に心配やけどいけると思うし、やってみよっか~。」ってかんじ。 11時半、一行は出発。登りをみんな頑張ってた。3時間ぐらいちゃんとした休みなしでホリーハットに到着。まじ、みんなすごい。速いスピードではないけど、ほんとうに頑張ってた。予定ではベル滝を見に行くはずだったけど、時間押してたのでやめにした。まだ季節も初春だし、陽が落ち始めると気温の低下は速い。 遅めのランチ休憩を30分ほど取るつもりだったけど、みんな食べ終わったらサッと片付けて颯爽にザックを背負って、わしがトイレから帰ってきたら「準備万端です」って顔でわしを見るんだ。なんのトレーニング受けてきたんですか?ってかんじ(笑) ホリーハットからは山を下りて湿地を歩く。去年は湿地のボードウォークがほとんど壊れたり沈んだりしていて、足がぐちょぐちょになったのを覚えている。だが、ボードウォークがきれいに再整備されていて大丈夫になっていた。 湿地はタソックという植物で覆われていて黄金色にたなびいていた。 ここからは階段地獄。苦しいけど、止まらずに上まで行きたい。去年の自分に勝ちたい。もっと強くなりたい。いつしかソロ屋に戻っていた。いけないいけない!と振り返ったらベンが付いてきていた。そしてなにやらもごもご言っている。階段を数えているらしい。600段だとさ。 ハットが見えたときみんなで喜んだ。先に荷物を降ろすことも考えたけど、ちょうど雲間が切れてタラナキ山が顔を出し始めていた絶好のチャンスだったので、寝場所確保は後回しにしてミラーターン(鏡池)に向かう。 向こう側からハイカーたちが4人ほどやってきて、寝床がなくなる問題を思い出し焦ってハットに戻る。ハットの写真は撮り忘れた。ハットはいっぱいでほか2,3チームが泊っていた。とくに大盛り上がりするかんじでもなく、湿ったかんじの空気のまま就寝。こういうのってチームリーダーの性格が顕著に現れる。 みんなが寝るモードになり、わしは持ってきた教材を読むことに。しかし睡魔に襲われ10時前には事消える… 朝物音で目が覚める。時間を確認するともう7時40分!やば!出発は8時の予定!みんなを起こしにいく!親になった気分だった。 8時40分に出発。実は明朝にサマータイムが始まって一時間早まっていたらしい。みんな起きられなかった理由が付く。いや、でも9時に寝に行って6時半に起きたとしても10時間近く寝てる。 天気予報は雨。いまのところ霧で留まっている。このまま持ってほしいと願いながら歩きだす。 2時間半ほど歩き続けて、シェルターに到着したので荷物を降ろして休憩。ひとり女の子が膝が痛いと苦しみ始め、ワイオペフの悪夢が頭の中で蘇る…。どうすることもできないのでとりあえず焦らなくていいしいつかは辿り着くと励ましたり、いろんな話をして気を紛らわす。こういうとき、恋愛の話は役に立つ!Boy meets gils、恋してる瞬間、きっとあなたを感じてる~⤴⤴Fall in love、ロマンスの神様~どうもありがとう~⤴⤴♪ 4時間ほどで終了。天気にも恵まれ、誰も深刻な問題なしに帰ってこられてほんとうによかった!!あ~~~、肩の荷がおりた~~~。来年からクラブの委員会メンバーになるけど、もう胃が痛い。こんなにもストレスだと思わなかった。でもお金の面で結構利点があるからやっぱりがんばろうと思います。 |